クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2016年【No.9】ミヤマクワガタ大型71mm現る!(九州宮崎編)
2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。
第9回目のご報告です。
今回の採集は私一人だけではありません。
昨年8月15日の飼育日記【2015年度 No.12】にも登場してくれた、クワカブ仲間と一緒に楽しく採集してきました。
【一緒に採集してくれたメンバー】
小松裕氏
吉永真氏(お父さん)
吉永淋くん
今回も登場してくれるのは、いつもお世話になっている昔からの友人小松裕氏と、クワガタ大好き家族、吉永真氏と、息子さん(淋くん:小学2年生)です。
今日は皆を色々と話ながらのんびりと昆虫採集を楽しみたいと思います。
AM 9:30、気温:24℃、天気:晴れ
現地到着。皆での楽しい採集にお天気も味方してくれたのか、久しぶりの晴天です。
昨年より少し大きくなった淋くんがハルニレの木に蹴り一発!
すると一本目からバサバサッと大きな音が!!
いきなりの大型ノコギリ♂65㎜GETで、淋くんもこの笑顔!!
淋くんの大型GETに触発されたのか、小松氏もガンガンと林の中に入っていきます。小松氏もクワガタ採集歴は15年以上と、既にベテランの域です。藪の中でも全く躊躇ありません。さすがです。
そして強烈な蹴り一発!!
こちらもバサッバサッと音が!!
こちらもノコギリクワガタ大歯タイプ♂64mm。
小松氏も大型ノコギリGETです!
それともう1頭、
ミヤマクワガタ♂50mm。
小松氏ミヤマクワガタもGET!!
小型ながらも体毛も揃い美しい個体です。
その後は小松氏と、吉永さん:お父さん、私が蹴り、淋くんが落ちて来るクワガタを探す という連係プレーを見せて、
ヒラタクワガタ♂51mm。
ノコギリクワガタ♂48mm。
コクワガタ♂38mm。
と次々とクワガタをGETしていきました!
少し場所を移動して、
こちらのハルニレの樹皮裏からは、
ヒラタクワガタ♂56mmをGET!!
そして近くでは、
このハルニレの木を吉永さん:お父さんが蹴ってみると、
こちらもヒラタクワガタが落ちて来ました。
体長は♂45mm程。
擦れもなくキレイなヒラタクワガタです。
ふと近くにあったクヌギの木を見上げると、
おおっ、今シーズン初のカナブンを発見!
キレイなグリーンタイプのカナブンです。♂個体でした。
昨年はグリーン、ブロンズ、スーパーレッドと様々な体色のカナブンに逢うことが出来ました。未だ見たことのない、ブルーやパープル個体、今年こそは逢ってみたいものです。
こちらのハルニレには樹液だまりがあります。
すかさず小松氏が掻き出し棒にて反応しました。
小松氏がウロだまりより取り出したのが、こちらの個体。
ネブトクワガタ♂10mm程度。
凄く小さいですが、これも立派なクワガタです。
今度は比較的細めのハルニレの木、
吉永さん:お父さんと淋くんとのダブルキック!!
バサッ、バキバキッ!!
ひときわ大きな音が!!
おおお~っつ!!(一同)
こっ、これは素晴らしいっ!!
ミヤマクワガタ♂71mmの大型個体!!
今シーズン初の70mmUPのミヤマクワガタです!!
サイズも型も体毛も、全てバランスの整った良型個体です。
やってくれました!!
吉永さん親子パワーがさく裂です!!
お見事です!!
大型ミヤマクワガタGETに満足の余韻を残しながら、このような感じで2時間位採集を楽しみました。
採集したクワガタ達の一部
今回の結果は、
種類
コクワガタ
ヒラタクワガタ
ノコギリクワガタ
ミヤマクワガタ
ネブトクワガタ
合計頭数
27頭
という結果でした。
大型ミヤマクワガタGETに喜ぶ吉永さん親子!!
第9回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたのでしょうか?
今回は気分を変えて、多人数での採集となりました。
やはり大勢でワイワイ言い合いながらやる採集はまた違った楽しさがあります。採集に参加して下さった皆様、本当にお疲れ様でした。
採集頭数は昨年ご一緒した時と比べると全然少ないですが、今の時期はまだまだクワガタシーズン始まったばかりですので、全然悲観する結果ではないと思います。
また是非一緒に採集行きましょうね。
今日は楽しい採集ありがとうございました!!
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と、今回の採集記を締めくくるはずでしたが、
着替えをして帰り際、最後の最後まで粘って、淋くんが、さらにノコギリクワガタを採ってきました。
最後の採集個体は♂67mmのノコギリクワガタ大型個体。
この虫に対する熱心さ、見事です!!
是非、月虫のメンバーになって欲しいくらいですね。
またの活躍を期待しております!
※この方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
4 Comments »
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コメント失礼します 離島のネブトの産卵で黒土マットを使いたいのですが現在品切れ状態です そこで代用したいと思うのですがほかにはどのマットが効率がよいでしょうか?
Comment by dorcus-rectus — 2016年6月20日 @ 7:30 PM
dorcus-rectusさん レスありがとうございます。 黒土マットの品切れ状態が続きまして大変申し訳ございません。 代用品としましては、弊社のマットの中では、「完熟マット」をお勧め致します。 確かに産卵させるマットとしては黒土マットの方が良いと感じますが、元々黒土マットが出来るまではずっと完熟マットで産卵や幼虫飼育をさせて来ました。 実際、完熟マットで成功した例は沢山あります。 国産の本土ネブト、沖永良部ネブト、奄美ネブト。外国産ではパラレルスネブト、プラティオドンネブトなどがそれに当たります。 ネブトクワガタは熟したマットに産む傾向が強いと思われます。 それゆえ、弊社のマットの中では黒土マットの次に熟度が高い完熟マットをお勧めさせて頂ければと思います。 黒土マットの品切れの為、ご迷惑をおかけ致しまして本当に申し訳ございません。大変恐縮ですが、ご了承頂ければ幸いです。 よろしくお願い申し上げます。 飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2016年6月20日 @ 10:49 PM
すばらしいミヤマクワガタですね。最初はカブトムシを採集するのが目的でしたが、いつの間にかミヤマクワガタに魅了されています。私もこんなミヤマクワガタに会ってみたいですわ。
Comment by kabutomumi — 2016年6月20日 @ 11:16 PM
kabutomumi さん いつもレスありがとうございます。 ミヤマクワガタ格好良いですよね。 この♂はとてもバランスが取れた美しい個体でした。 今の時期のクワガタは、発生し、地上に出て来たばかりなのか、美しい個体を多く見かけます。 kabutomusiさんの是非頑張ってミヤマクワガタをGETして下さいませ。 またの朗報をお待ちしております。 飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2016年6月21日 @ 8:04 PM